人類最後の日々(読み)じんるいさいごのひび(英語表記)Die letzten Tage der Menschheit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人類最後の日々」の意味・わかりやすい解説

人類最後の日々
じんるいさいごのひび
Die letzten Tage der Menschheit

オーストリア作家 K.クラウス戯曲。第1次世界大戦中に書かれ,1918~21年発表,22年刊。序幕エピローグと5幕,220場から成る長大な作品戦場における悲惨と死の商人暗躍とが余さず描かれ,人類滅亡という結末で終る。人類に警告を発した壮大な表現主義ドラマ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android