人類最後の日々(読み)じんるいさいごのひび(その他表記)Die letzten Tage der Menschheit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人類最後の日々」の意味・わかりやすい解説

人類最後の日々
じんるいさいごのひび
Die letzten Tage der Menschheit

オーストリアの作家 K.クラウスの戯曲。第1次世界大戦中に書かれ,1918~21年発表,22年刊。序幕,エピローグと5幕,220場から成る長大な作品。戦場における悲惨と死の商人の暗躍とが余さず描かれ,人類滅亡という結末で終る。人類に警告を発した壮大な表現主義ドラマ。

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世界大百科事典(旧版)内の人類最後の日々の言及

【クラウス】より

…クラウスはこの雑誌をほとんど一人で書いたが,F.ウェーデキントやストリンドベリなど独特の言語表現を行った作家の作品も掲載されている。さらに言語の純粋性を保持するためのアフォリズム集《宣言と反論》(1909),オーストリアの崩壊を仮借ない筆致で描いた《人類最後の日々Die letzten Tage der Menschheit》(1919),第三帝国に対する怒り《第三ワルプルギスの夜》(1952)など,一貫して批判的姿勢の文筆活動を行ったほか,700回にわたって自作やオッフェンバックなど他の作家の作品の朗読会を行い,ネストロイ的手法の実践による文化の倫理的再生を図った。【平井 正】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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