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人食い妹 ひとくいいもうと

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世界大百科事典 第2版の解説

ひとくいいもうと【人食い妹】

日本の昔話としては〈妹は鬼〉ともいい,九州,とくに鹿児島県に多く分布している。妹が夜中に外出するのを知った兄が後をつけると,妹は馬を食ったので,親に妹は鬼だと警告する。親は逆に怒り,兄を追放する。兄がしばらくして家に戻ってみると,村に人影はなく,家には妹だけがいて,茶を入れる間,太鼓を打ちながら火の番をしろという。兄がそのとおりにしていると,両親が白鼠になって現れ,代りに尻尾で太鼓を打ってやるから逃げろという。

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