仁保村(読み)にほむら

日本歴史地名大系 「仁保村」の解説

仁保村
にほむら

[現在地名]庄内町仁保

庄内川流域に位置し、西は有井ありい村。天正六年(一五七八)七月一八日の貴船きぶね神社棟札銘(庄内町誌)に「嘉摩郡綱別荘仁保之貴船大明神」とみえる。小早川時代の指出前之帳では仁保村の田一六町八反余(分米一一九石余)・畠一町一反余(分大豆五石余)。慶長七年(一六〇二)の検地高三三八石余、うち大豆七石余(慶長石高帳)。元禄五年(一六九二)には高三五二石余、人数一二〇(田圃志)。石高書上帳案の郡帳高は三六二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android