仁杉村(読み)ひとすぎむら

日本歴史地名大系 「仁杉村」の解説

仁杉村
ひとすぎむら

[現在地名]御殿場市仁杉

北久原ほつくばら村の西に位置し、村の中央部を甲州道が横断し、また南西の中畑なかばた村境から北上して須走すばしり(現小山町)へ向かう須走道も通っていた。中畑村境を鮎沢あゆざわ川が、北の柴怒田しばんた村境をぬけ川がそれぞれ東流する。寛永改高附帳では田高二六石余・畑高九五石余。正保四年(一六四七)検地帳(仁杉区有文書)によれば、高二六四石余、反別は田方九町余・畑方二七町五反余、うち大乗だいじよう寺免として田畑四反余、諏訪明神免として畑一反があり、また西田中にしたなか村の将監(芹沢氏)が一町八反余の土地を所持し、名請人数七五(うち将監分一三)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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