御殿場市(読み)ごてんば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

御殿場〔市〕
ごてんば

静岡県東部,富士山東麓にある市。 1955年御殿場町と富士岡,原里,玉穂,印野の4村が合体して市制。 56年高根村を編入。富士山の東斜面と箱根外輪山の西斜面を占める。丹那トンネル開通前は東海道本線の主要駅であったが,その後は富士登山口の一つとして知られる。第2次世界大戦後,駐留軍東富士基地,次いで自衛隊の駐屯地となった。 69年東名高速道路の御殿場インターチェンジが開設され,70年表富士周遊道路も開通し,高原の観光都市として発展。別荘,スキー場,ゴルフ場,自然科学館,高山植物園などの施設や駒門風穴,印野溶岩隧道 (ともに天然記念物) がある。また工業化も進み,自動車,精密機械,紙器,印刷,家具などの工場が進出。市域の大半は富士の裾野火山灰土壌と高冷地気候のため農業には不適。富士芝は特産。市域の一部は富士箱根伊豆国立公園に属する。 JR御殿場線,国道 138号線,246号線が通る。面積 194.9km2。人口 8万8078(2015)。

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