日本歴史地名大系 「仁熊村」の解説 仁熊村にゆうまむら 長野県：東筑摩郡坂北村仁熊村[現在地名]坂北村仁熊江戸時代松本藩領会田（あいだ）組の一村で、のち坂北組に属し、その後、幕府領となる。麻績（おみ）川と別所（べつしよ）川に挟まれ、両川は村の西部で合流する。東は竹場（たけば）村、西は麻績川に沿って生坂（いくさか）村に接し、北は大岡（おおおか）村（現更級（さらしな）郡）、南は別所村に接する。「信府統記」によると「御朱印村高百二十六石九升二合」で、享保九年（一七二四）当時の石高は三四七石七斗六升とあり、耕地は田五町五段九畝二七歩、畑七二町九段三歩で、その高は田方五九石余、畑方二二二石余、慶安五年（一六五二）の検地時には本百姓五七軒、半百姓三二軒、門百姓一三軒であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
