仁義の墓場

世界大百科事典(旧版)内の仁義の墓場の言及

【仁義なき戦い】より

…このシリーズの魅力は,暴力団抗争史に重ねて戦後青春の行方を描出した点にもあり,虫けらのように利用され殺される若いちんぴらたちの姿には,戦後の奈落を生きた無名の青春群像のうめきがうかがえる。深作欣二はこのあと,そうした青春の極北の像を刻んだ傑作《仁義の墓場》(渡哲也,多岐川裕美主演。1975)をつくって,彼の〈戦後史〉を閉じたかにみえる。…

※「仁義の墓場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む