仁義を切る(読み)ジンギヲキル

デジタル大辞泉 「仁義を切る」の意味・読み・例文・類語

仁義じんぎ・る

ばくち打ち・香具師やしなどの間で、独特の形式に基づいた初対面のあいさつを交わす。また転じて、事をなすにあたって、先任者・関連部署などにひととおりのあいさつをしておく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仁義を切る」の意味・読み・例文・類語

じんぎ【仁義】 を 切(き)

  1. 博徒・てきや・露天商などの仲間で、初対面の時に特殊な形の挨拶(あいさつ)を交わす。一定の形式があり、この挨拶を交わすことによって、仲間として待遇される。
    1. [初出の実例]「あのいくらか仁義を切るやうな半シャツの男の身構へだの」(出典:医師高間房一氏(1941)〈田畑修一郎〉三)
  2. 俗に、仕事上のことなどで、事が円滑に運ぶように同業者などに挨拶をしておくことをいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む