今めく(読み)いまめく

精選版 日本国語大辞典 「今めく」の意味・読み・例文・類語

いま‐め・く【今めく】

〘自カ四〙 (「めく」は接尾語) 当世風で、はなやかなさまになる。目新しくてにぎやかである。気がきいてしゃれている。
土左(935頃)承平五年二月五日「『この住吉明神は、れいの神ぞかし。ほしきものぞおはすらん』とは、いまめくものか」

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デジタル大辞泉 「今めく」の意味・読み・例文・類語

いま‐め・く【今めく】

[動カ四]いかにも当世風ではなやかなさまである。現代風である。
りち調べは…すだれの内より聞こえたるも、―・きたるものの声なれば」〈帚木

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