今めく(読み)イマメク

デジタル大辞泉 「今めく」の意味・読み・例文・類語

いま‐め・く【今めく】

[動カ四]いかにも当世風ではなやかなさまである。現代風である。
りち調べは…すだれの内より聞こえたるも、―・きたるものの声なれば」〈帚木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今めく」の意味・読み・例文・類語

いま‐め・く【今めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) 当世風で、はなやかなさまになる。目新しくてにぎやかである。気がきいてしゃれている。
    1. [初出の実例]「『この住吉の明神は、れいの神ぞかし。ほしきものぞおはすらん』とは、いまめくものか」(出典:土左日記(935頃)承平五年二月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android