今丸村(読み)いままるむら

日本歴史地名大系 「今丸村」の解説

今丸村
いままるむら

[現在地名]吉井町千年ちとせ

若宮わかみや村の北、筑後川中流左岸の微高地にある。本高は一四五石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高三〇石・役高八四石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高八三石、文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一町八反余・開田一町六反余・畑田一町一反余・畑六反余・居屋敷七畝余。旧高旧領取調帳によると高一六四石余。庄屋福久ふくひさ村の庄屋が兼帯(在方諸覚書)。享保五年(一七二〇)耳納みのう山地の大山汐で「至極破損」から三―五割損毛の被害を受けた(石原家記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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