温故(読み)おんこ

精選版 日本国語大辞典 「温故」の意味・読み・例文・類語

おん‐こヲン‥【温故】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「論語‐為政」の「温故而知新、可以為一レ師矣」による。「故(ふる)きを温(たず)ねる」の意 ) 昔のことを調べること。歴史由来を求めること。
    1. [初出の実例]「臣等雖于温故、博於前聞」(出典類聚三代格‐一・貞観格序(869))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「温故」の読み・字形・画数・意味

【温故】おん(をん)こ

古いことをよくしらべる。〔論語、為政〕故(ふる)きを(たづ)ねて新しきを知らば、以て師爲るべし。

字通「温」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android