今奉部与曾布(読み)いままつりべの よそふ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今奉部与曾布」の解説

今奉部与曾布 いままつりべの-よそふ

?-? 奈良時代防人(さきもり)。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)下野(しもつけ)(栃木県)から筑紫(つくし)に派遣された。そのときの歌が「万葉集」巻20にある。
格言など】今日よりは顧みなくて大君(おほきみ)の醜(しこ)の御楯(みたて)と出でたつわれは(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android