今西伊之吉(読み)イマニシ イノキチ

20世紀日本人名事典 「今西伊之吉」の解説

今西 伊之吉
イマニシ イノキチ

明治・大正期の郷土史家



生年
明治8年10月17日(1875年)

没年
大正11(1922)年7月17日

出生地
奈良県

学歴〔年〕
早稲田大学

経歴
12歳の時に「安倍村考」を著す。大学在学中、喜田貞吉を知り、京都帝大喜田研究室の助手となった。根本史料を筆写するなど大和史研究に功績を残す。他の著書に「高市郡史跡略考」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今西伊之吉」の解説

今西伊之吉 いまにし-いのきち

1875-1922 明治-大正時代の郷土史家。
明治8年10月17日生まれ。郷里奈良県の歴史に関心をもち,12歳のとき「安倍村考」をあらわす。早大在学中に喜田貞吉(きた-さだきち)を知り,のち京都帝大の喜田研究室助手となる。根本史料を筆写するなど大和史研究に功績をのこした。大正11年7月17日死去。48歳。号は香畝。著作に「高市郡(たかいちぐん)史跡略考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android