今野円蔵(読み)コンノ エンゾウ

20世紀日本人名事典 「今野円蔵」の解説

今野 円蔵
コンノ エンゾウ

昭和期の地質学者



生年
明治31(1898)年10月24日

没年
昭和52(1977)年10月3日

出生地
山形県東根市

学歴〔年〕
東京帝大理学部地質学科〔大正12年〕卒

経歴
静岡高等学校講師となり大正14年教授、15年九州帝大理学部講師、昭和16年教授、地質学第1講座を担当。23年東北大学教授となり理学部地質学古生物学教室で地質学第1講座を担当、37年定年退官。北九州山口朝鮮、中国東北部などの中・古生層の地質構造層序の調査、植物化石の研究、また朝鮮、中国東北部の炭田、山形県の亜炭田調査も行い炭田開発に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今野円蔵」の解説

今野円蔵 こんの-えんぞう

1898-1977 昭和時代の地質学者。
明治31年10月24日生まれ。旧制静岡高教授,九州帝大教授をへて,昭和23年東北大教授に就任。中国東北部,朝鮮半島,北九州などの地質構造や植物化石,炭田などを調査した。昭和52年10月3日死去。78歳。山形県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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