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今野清兵衛(読み)コンノ セイベエ

20世紀日本人名事典 「今野清兵衛」の解説

今野 清兵衛
コンノ セイベエ

明治・大正期の物理学者 東北帝大助教授。 軽合金ジュラルミン完成者。



生年
明治21(1888)年7月3日

没年
大正14(1925)年10月25日

出生地
宮城県志田郡松山町

学歴〔年〕
東北帝大理科大学物理学科〔大正5年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正12年〕

経歴
遠田郡甲種農学校を卒業後、東京物理学校に学び、仙台高等工業学校、東北帝大に勤務を経て、東北中学校教諭を務める。苦学の末、大正5年東北帝大を卒業し、10年東北帝大鉄鋼研究所(現・金属材料研究所)助教授となる。第1次世界大戦後、航空機材料としての軽金属ジュラルミンの研究に当たり、その開発に成功した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今野清兵衛」の解説

今野清兵衛 こんの-せいべえ

1888-1925 明治-大正時代の物理学者。
明治21年生まれ。大正10年東北帝大鉄鋼研究所(現金属材料研究所)助教授。第一次大戦後,航空機材料としての軽金属ジュラルミンの研究にあたり,その開発に成功した。大正14年10月25日死去。38歳。宮城県出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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