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仏歯祭 ぶっしさい

世界大百科事典 第2版の解説

ぶっしさい【仏歯祭】

スリランカで,仏歯すなわち釈迦の遺骨(舎利(しやり))の一部である歯を供養して行われる祭り。この仏歯は釈迦の左の犬歯といわれ,4世紀後半にインド本国のカリンガ国からスリランカにもたらされ,以後王宮内に安置され,王位継承のしるしとされた。渡来とともに盛大な供養祭が行われ,以後毎年1回行われるようになった。そのもようは,5世紀初めにスリランカを訪れた法顕(ほつけん)の《仏国記》などにも記されている。その後幾多の変遷はあったが,現在この仏歯はスリランカ中南部キャンディの仏歯寺(ダラダ・マリガーワDalada Maligawa)に安置され,これを中心に今も8月になると,10日間にわたって盛大な祭りが繰り広げられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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