仏法東漸(読み)ぶっぽうとうぜん

精選版 日本国語大辞典 「仏法東漸」の意味・読み・例文・類語

ぶっぽう‐とうぜんブッポフ‥【仏法東漸】

  1. 〘 名詞 〙 仏教が、インドから中国朝鮮半島日本としだいに東方に伝わったこと。
    1. [初出の実例]「彼如来と申すは〈略〉仏法東漸の理にて〈略〉百済の御門聖明王、吾朝の御門欽明天皇の御宇に及て、彼国より此国へうつらせ給ひて」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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