仏法東漸(読み)ぶっぽうとうぜん

精選版 日本国語大辞典 「仏法東漸」の意味・読み・例文・類語

ぶっぽう‐とうぜんブッポフ‥【仏法東漸】

  1. 〘 名詞 〙 仏教が、インドから中国朝鮮半島日本としだいに東方に伝わったこと。
    1. [初出の実例]「彼如来と申すは〈略〉仏法東漸の理にて〈略〉百済の御門聖明王、吾朝の御門欽明天皇の御宇に及て、彼国より此国へうつらせ給ひて」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android