仏谷村(読み)ほとけだにむら

日本歴史地名大系 「仏谷村」の解説

仏谷村
ほとけだにむら

[現在地名]武生市仏谷町

糠口ぬかぐち村の南にあって、中山なかやま村方面へ通ずる谷道の入口の西山麓にあった。明治以後、武生街道が完備したため県道沿いに転出し、米口こめぐちに接続した。丸岡まるか村の枝村といわれ、昔仏師が住んでいたのでこの名が付いたという。中世山干飯やまかれい保に含まれる。慶長三年(一五九八)九月の越前府中郡在々高目録に村名がみえ、高四一・三石、先高三九石余・出分二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android