仏面(読み)ぶつめん

精選版 日本国語大辞典 「仏面」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐めん【仏面】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の顔、また、仏そのもの。または仏の悟りを象徴する。
    1. [初出の実例]「若王子は〈略〉頂上の仏面を現じて、衆生の所願をみて給へり」(出典:平家物語(13C前)二)
    2. 「仏面より面授せざれば、諸仏にあらざるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)面授)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android