仏餉袋(読み)ぶっしょうぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「仏餉袋」の意味・読み・例文・類語

ぶっしょう‐ぶくろ ブッシャウ‥【仏餉袋】

〘名〙 仏に供える米を入れて、檀家から寺に供する袋。
談義本当世下手談義(1752)三「賽銭を仏餉袋(フッセウフクロ)からふるひ出して」
落語大男女郎買(1895)〈四代目橘家円喬〉「お寺の仏餉袋(ブツセウブクロ)、〈略〉茶半紙で襠を入れて居ります」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「仏餉袋」の意味・読み・例文・類語

ぶっしょう‐ぶくろ〔ブツシヤウ‐〕【仏×餉袋】

仏に供える米を入れ、檀家から寺に持っていく袋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android