精選版 日本国語大辞典 「仕入」の意味・読み・例文・類語 し‐いれ【仕入】 〘 名詞 〙 ( 動詞「しいれる(仕入)」の連用形の名詞化 )① 販売するための商品、または、製造に要する原材料、貯蔵品などを買い入れること。仕込み。[初出の実例]「愛相は仕入の外の一元手」(出典:雑俳・勝句寄(1730))② 教え込むこと。訓練。[初出の実例]「誠や犬猿もし入にしたがふ」(出典:仮名草子・悔草(1647)上)③ あらかじめととのえること。したく。[初出の実例]「むかしは四十貫目が仕入して拾貫目の敷銀せしが」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)二)④ 出来合いの品。既製品。[初出の実例]「はやり歌のなまおぼえ、古いはなしか、仕入(シいれ)のわるくち、あるいは口合の受うり」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例