仕切値段(読み)しきりねだん

精選版 日本国語大辞典 「仕切値段」の意味・読み・例文・類語

しきり‐ねだん【仕切値段】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その時その時で売買の成立するねだん。
    1. [初出の実例]「兎角は金の世の中に、優でご坐るの妙で候のと言ふ処が、結局(つまり)は仕切(シキ)り直段(ネダン)の上に有ること」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一)
  3. 信用取引清算取引で、建て玉(ぎょく)転売または買いもどしをした際のねだん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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