仕合次第(読み)しあわせしだい

精選版 日本国語大辞典 「仕合次第」の意味・読み・例文・類語

しあわせ‐しだいしあはせ‥【仕合次第】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. なりゆきにまかせること。運まかせにするさま。
    1. [初出の実例]「しあはせしだいに札をおとし」(出典:仮名草子・可笑記(1642)二)
  3. 江戸時代、貧困者または破産者が、後日返済能力を回復したとき、残余負債を支払うこと。
    1. [初出の実例]「残る三分半はいつとても仕合次第(シアハセシダイ)に済すべし」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android