仕女図(読み)しじょず(その他表記)shi-nü-tu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仕女図」の意味・わかりやすい解説

仕女図
しじょず
shi-nü-tu

宮廷に仕える女性の風俗を主題とする中国の絵画のジャンル。隋・唐代に盛行,周 昉,張萱 (ちょうけん) らの名手を輩出して五代,南唐の周文矩らに継承され,彼は後世仕女図の祖とされた。宋,元の作は少く,明代に唐寅 (とういん) ,仇英らにより復興されると,上層階級の女性を描いたものをも仕女図と呼び,美人画との境界は曖昧となって,その傾向は清代に継承された。著名な作品は伝周文矩筆『仕女図巻』,徽宗筆『も張萱搗練図巻』 (ボストン美術館) ,仇英筆『漢宮春暁図巻』など。

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