仕立上(読み)したてあがり

精選版 日本国語大辞典 「仕立上」の意味・読み・例文・類語

したて‐あがり【仕立上】

  1. 〘 名詞 〙 衣服を整った形のものにつくり上げること。仕立ててできあがったばかりであること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「記さざれば衣服に褄なきが如く仕立上(シタテアガ)りの物とは言(いは)れじ」(出典守銭奴の肚(1887)〈嵯峨之屋御室〉五)
    2. 「仕立てあがりを着て見、締めて見、すらりと立ち、お澄ましをして見せ」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む