嵯峨之屋御室(読み)さがのやおむろ

精選版 日本国語大辞典 「嵯峨之屋御室」の意味・読み・例文・類語

さがのや‐おむろ【嵯峨之屋御室】

  1. 小説家詩人。本名矢崎鎮四郎。東京外語露語科卒。東京出身。坪内逍遙師事。初め、戯作的作風であったが、のち文明批評を含む浪漫的作品を書く。作品に「初恋」「くされ玉子」など。ロシア文学翻訳紹介にも功績がある。文久三~昭和二二年(一八六三‐一九四七

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android