仕置場(読み)しおきば

精選版 日本国語大辞典 「仕置場」の意味・読み・例文・類語

しおき‐ば【仕置場】

  1. 〘 名詞 〙 処刑を行なう場所刑場。おしおきば。
    1. [初出の実例]「大門の仕置場(シオキバ)たえて、堤(どて)に飛びこふ蛍も刑鞭の朽たるなるかと思はれ」(出典洒落本古契三娼(1787))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の仕置場の言及

【刑場】より

…一般には公権力によって設置された死刑執行の場をいう。
[日本]
 江戸時代には,御仕置場(おしおきば)ともいわれた。通常,死刑執行の場に限定し,敲(たたき)刑を行った牢屋敷門前や,晒(さらし)刑執行の晒場は含めない。…

※「仕置場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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