古契三娼(読み)こけいのさんしょう

精選版 日本国語大辞典 「古契三娼」の意味・読み・例文・類語

こけいのさんしょうコケイのサンシャウ【古契三娼】

  1. 洒落本。一巻一冊。山東京伝作。北尾政演(京伝)画。天明七年(一七八七)刊。書名は中国の故事虎渓三笑」のもじり。借家人同士で気心の知れた傾城あがりの三人の会話という構想をとる。三人それぞれが遊里風俗や遊びの機微を物語る。客観的に各遊里の特色を描き分け、京伝の写実の妙を示す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む