古契三娼(読み)こけいのさんしょう

精選版 日本国語大辞典 「古契三娼」の意味・読み・例文・類語

こけいのさんしょうコケイのサンシャウ【古契三娼】

  1. 洒落本。一巻一冊。山東京伝作。北尾政演(京伝)画。天明七年(一七八七)刊。書名は中国の故事虎渓三笑」のもじり。借家人同士で気心の知れた傾城あがりの三人の会話という構想をとる。三人それぞれが遊里風俗や遊びの機微を物語る。客観的に各遊里の特色を描き分け、京伝の写実の妙を示す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む