仕返(読み)しかえし

精選版 日本国語大辞典 「仕返」の意味・読み・例文・類語

し‐かえし‥かへし【仕返】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「しかえす(仕返)」の連用形名詞化 )
  2. やりなおすこと。改めて行なうこと。また、古い物をなおすこと。
    1. [初出の実例]「よろひざいく しかへしの物はさねかしらがそろはで」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)二〇番)
  3. 再び行なうこと。繰り返して行なうこと。繰り返し。
  4. 報復すること。かたきをうつこと。返報復讐(ふくしゅう)
    1. [初出の実例]「あんまりにくさに仕(シ)かへしせふと戻って見れば」(出典浄瑠璃日高川入相花王(1759)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android