付景気(読み)ツケゲイキ

デジタル大辞泉 「付景気」の意味・読み・例文・類語

つけ‐げいき【付(け)景気】

実際はそうでないのに、景気がいいように見せかけること。から景気。
「―の言葉が段々出なくなって来た」〈漱石行人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「付景気」の意味・読み・例文・類語

つけ‐げいき【付景気】

  1. 〘 名詞 〙 内実はそうでもないのに、うわべだけ景気がよいように見せかけること。虚勢を張ったりして、景気よくよそおうこと。
    1. [初出の実例]「ほんの付景気(ツケゲイキ)に詰らない事をしてのけた」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む