付際(読み)つけぎわ

精選版 日本国語大辞典 「付際」の意味・読み・例文・類語

つけ‐ぎわ‥ぎは【付際】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物と物とをつなぎ合わせた部分。物と物が接触しているところ。また、そのあたり。つなぎめ。
  3. 衣服の、袖がついている部分。袖付のところ。
    1. [初出の実例]「襟際・附際(つケきは)切ほどき、見れば内には袈裟衣、珠数迄添へて入れ置いたは、こりゃどふじゃ」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)
  4. 花道のある劇場で、花道と舞台とが接する部分。花道のつけねの部分。
    1. [初出の実例]「跡より刀鍛冶唐作、木綿の裁附を穿き、出て来り、花道附(ツ)け際(ギハ)に控へる」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む