つけ‐ぎわ‥ぎは【付際】
- 〘 名詞 〙
- ① 物と物とをつなぎ合わせた部分。物と物が接触しているところ。また、そのあたり。つなぎめ。
- ② 衣服の、袖がついている部分。袖付のところ。
- [初出の実例]「襟際・附際(つケきは)切ほどき、見れば内には袈裟衣、珠数迄添へて入れ置いたは、こりゃどふじゃ」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)
- ③ 花道のある劇場で、花道と舞台とが接する部分。花道のつけねの部分。
- [初出の実例]「跡より刀鍛冶唐作、木綿の裁附を穿き、出て来り、花道附(ツ)け際(ギハ)に控へる」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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