仙阿(読み)せんあ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙阿」の解説

仙阿 せんあ

?-? 鎌倉時代の僧。
時宗(じしゅう)の祖一遍(いっぺん)の一族。一遍の死後,正応(しょうおう)5年(1292)一遍生誕の地伊予(いよ)奥谷(松山市道後)にかえり,宝厳(ほうごん)寺を時宗にあらため奥谷派をひらいた。号は伊豆房。仙阿のあとは尼僧の珍一房が相続康永3=興国5年(1344)本山の藤沢派(遊行(ゆぎょう)派)に合流

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android