代ヶ崎浜(読み)よがさきはま

日本歴史地名大系 「代ヶ崎浜」の解説

代ヶ崎浜
よがさきはま

[現在地名]七ヶ浜町代ヶ崎浜

町の北部、吉田浜よしだはま東宮浜とうぐうはまの間に位置し、東は松島湾、西は塩竈湾に面する。地名の由来は、もと達磨崎・白崎・瀬崎(または州崎)・扇崎の四つの崎があるので四ヶ崎だったが、のち嶼ヶ崎に書改め、さらに今の字に書改めたという(七ヶ浜町誌)。「安永風土記」によると田九貫六九五文・畑二貫一九〇文、一円蔵入地、人頭四二人(うち寺一・天台宗大正院道場行派寺一)・家数四九、男一五一・女一二九、馬三九、舟四九(五太木舟二・小四板舟一・茶舟二・さっぱ舟三九・小晒舟二・小舟二・かっこ舟一)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の代ヶ崎浜の言及

【七ヶ浜[町]】より

…また1931年より北洋漁業に出漁するなど遠洋漁業にも早くから進出している。59年には半島の突端,代ヶ崎浜に東北電力仙台火力発電所がつくられ,仙塩臨海工業地域の一翼を担う一方,仙台や塩釜への通勤者も多い。菖蒲田浜は県内一の海水浴場として知られ,高山には明治末期から外国人別荘地がつくられている。…

※「代ヶ崎浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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