代官島新田(読み)だいかんじましんでん

日本歴史地名大系 「代官島新田」の解説

代官島新田
だいかんじましんでん

[現在地名]三条市代官島

信濃川となかくち川に挟まれ、南は荻島おぎじま興野、北は新飯田にいだ村・かみ新田(現白根市)。元禄一二年(一六九九)の鵜森組新村付帳(渡辺巌氏蔵)によれば、鵜森うのもり(現加茂市)を親村として西に接する大島おおじま新田の地方を寛永一六年(一六三九)に開発し立村。新発田藩領で、寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によると家数三〇・人口一五二。明和三年(一七六六)の各組村別郷村高帳(新発田市立図書館蔵)によれば高一二一石三升余で反別四一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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