以呂波読(読み)いろはよみ

精選版 日本国語大辞典 「以呂波読」の意味・読み・例文・類語

いろは‐よみ【以呂波読】

  1. 〘 名詞 〙 たとえば、「色は匂へど」という一節を、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トというように単調平面的な読み方をすること。文章意味を考えず、文字の音だけを追う読み方。
    1. [初出の実例]「惣じて、音曲をば、いろは読みには謡はぬ也。真名の文字の内を拾ひて、てにはの字にて詰め開きて謡ふべし」(出典:花鏡(1424)音習道之事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む