精選版 日本国語大辞典 「以呂波読」の意味・読み・例文・類語 いろは‐よみ【以呂波読】 〘 名詞 〙 たとえば、「色は匂へど」という一節を、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トというように単調平面的な読み方をすること。文章の意味を考えず、文字の音だけを追う読み方。[初出の実例]「惣じて、音曲をば、いろは読みには謡はぬ也。真名の文字の内を拾ひて、てにはの字にて詰め開きて謡ふべし」(出典:花鏡(1424)音習道之事) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例