仮屋村(読み)かりやむら

日本歴史地名大系 「仮屋村」の解説

仮屋村
かりやむら

[現在地名]清和村仮屋

東は阿蘇郡ほう村・白石しらいし村・神前かみのまえ(現蘇陽町)、西は名荷園みようがぞの村・市野原いちのはる村・鎌野かまの村に接する南北に細長い村。大矢おおや川支流の黒峰くろみね川が北流し、南に黒峰(一二八三メートル)がある。日向往還が東西に通る。文明四年(一四七二)八月二八日の阿蘇山本堂造営棟別料足日記写(阿蘇家文書)に「いゑ三 さいふく寺」とあるのが「一統志」「国誌」に載る当村の西福寺のことであろう。慶長国絵図に村名の記載はないが、元禄国絵図には「大野村之内仮屋村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む