仮有(読み)ケウ

デジタル大辞泉 「仮有」の意味・読み・例文・類語

け‐う【仮有】

仏語。この世に存在するものは、すべて因と縁の和合によって生じたもので、仮のものでしかないということ。⇔実有じつう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮有」の意味・読み・例文・類語

け‐う【仮有】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。この世に存在する全てのものは、因縁の和合による仮の存在であること。⇔実有。〔大宝積経三五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android