仲仙寺(読み)ちゆうせんじ

日本歴史地名大系 「仲仙寺」の解説

仲仙寺
ちゆうせんじ

[現在地名]伊那市大字西箕輪 羽広

きようヶ岳(二二九六・三メートル)前山となる蔵鹿ぞうろく(一九一七メートル)の麓にある。天台宗羽広山仲仙寺または普門院ともいい、東叡山寛永寺の末山。延享元年(一七四四)成立の「伊那郡神社仏閣記」によれば、「往古養鹿山普光寺と云、山之頂に寺跡有、本尊観音慈覚大師之御作也、後に今之処へ引下て寺を建立す、古代十二坊有」とある。本堂の後脇にある観音堂の持国天と毘沙門天の体内修理銘に、

<資料は省略されています>

とあり、室町時代には藤宝とうほう寺と称している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「仲仙寺」の解説

仲仙寺

(長野県伊那市)
信州の古寺百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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