企業特殊的熟練(読み)きぎょうとくしゅてきじゅくれん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「企業特殊的熟練」の意味・わかりやすい解説

企業特殊的熟練
きぎょうとくしゅてきじゅくれん

特定企業内でのみ必要とされる,企業に固有の熟練のこと。日本の企業では,伝統的に,必要な熟練労働者OJTあるいは社内工養成制度を通じて個別企業内部で育成してきた。そこで形成される熟練は,その企業に特殊な熟練であり,必ずしも他の企業では通用しない。そのため勤労者の側から見ると,他の企業に移っても熟練が評価されないため,特定の企業に定年までとどまることになる。企業特殊的熟練は,日本企業の低い労働移動,終身雇用,さらには企業内労働市場形成の根本原因であるといわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む