企業規模(読み)きぎょうきぼ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「企業規模」の意味・わかりやすい解説

企業規模
きぎょうきぼ

企業の大きさをいうが,これには経営規模生産 (販売) 規模の2つの意味がある。経営規模は,企業に投入されている資本金,総資本額,従業員数などの経営資源の大きさをさし,生産 (販売) 規模は,企業から産出されるものの大きさ,すなわち生産量,生産金額,出荷額または販売量,販売高,取扱高などを意味する。中小企業についての各種の定義は,資本金,従業員数などの経営規模を尺度として行われている。企業規模が大きいと,いわゆる規模の利益があるが,それには限界があることも指摘されており,いろいろな業種業態によって適正規模があるという説もある。

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