伊予熊権現(読み)いよくまごんげん

日本歴史地名大系 「伊予熊権現」の解説

伊予熊権現
いよくまごんげん

大須伎神社の境内社。山麓蒼社そうじや川にも伊予熊堰があり、古くは弥熊いやくま権現社という。祭神は伊邪那美命・予母都事解之男命・熊野忍隅命。「予陽郡郷俚諺集」に次のように記す。

<資料は省略されています>

その後廃絶したが、同地より寛文九年(一六六九)に多宝塔・経筒などが発見され、藩主松平定房の命により御絵堂・神殿・御宝蔵・仁王門を建築し、桜並木を植えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 経典

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む