伊保遺跡(読み)いぼいせき

日本歴史地名大系 「伊保遺跡」の解説

伊保遺跡
いぼいせき

[現在地名]豊田市保見町 四反田ほか

伊保川左岸の上位および中位段丘面に形成された集落遺跡。標高およそ七〇―七五メートルの間に立地。昭和四四年(一九六九)からの圃場整備事業により調査を受ける。規模は、東西一・四キロ・南北一〇〇メートル前後で帯状に連なり、住居跡・井戸・溝状遺構を検出。弥生時代中期に始まるが、同後期から古墳時代にかけて急激に発展し、全盛は古墳時代にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android