伊勢国高郷帳(読み)いせのくにたかごうちよう

日本歴史地名大系 「伊勢国高郷帳」の解説

伊勢国高郷帳(慶安郷帳)
いせのくにたかごうちよう

墨付二九二枚

成立 慶安元年(写)

分類 経済 所蔵明治大学刑事博物館

解説 亀山藩物頭多賀源左衛門らが、幕府勘定所保管の正保二年作成の郷帳を写したもの。したがってむしろ正保郷帳というべきものか。元禄郷帳作成の基本材料になったと考えられる。内容は伊勢国一三郡(南から配列)一千八九村の村ごとの村高・領主・田畑内訳のほか新田山林柴山塩浜水損・干損・塩入の有無を記す。

活字本 明治大学刑事博物館資料二(昭五三)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android