伊呂波船(読み)イロハブネ

デジタル大辞泉 「伊呂波船」の意味・読み・例文・類語

いろは‐ぶね【×伊呂波船】

江戸時代同型の船を区別するため、「いろは」の文字帆柱ともなどに記していたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「伊呂波船」の意味・読み・例文・類語

いろは‐ぶね【以呂波船】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、数の多い同船種・同型の船を区別するために、「いろは」の符号を帆柱や舳(とも)などに記した船。
    1. [初出の実例]「あかまつのいろはぶね四十八番ならべたる」(出典:浄瑠璃・暦(1685)四)

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