伊喜末村(読み)いぎすえむら

日本歴史地名大系 「伊喜末村」の解説

伊喜末村
いぎすえむら

[現在地名]土庄町伊喜末

小豆島北西端部に位置し、北は小江おえ村、南は皇踏おうと山を隔てて淵崎ふちざき村。西は海に面しむろ崎が突き出して良港を形成する。伊喜末八幡宮近傍から縄文時代・弥生時代の土器が出土した。また応神天皇が吉備行幸の途次、室崎に立寄ったという伝説があり、備前との交流地点として早くから開けた港と考えられる。承久の変後、貞応年間(一二二二―二四)高橋伊豆守が伊喜末村地頭に新補されたという(紀氏旧記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む