伊多波刀神社(読み)いたはとじんじや

日本歴史地名大系 「伊多波刀神社」の解説

伊多波刀神社
いたはとじんじや

[現在地名]春日井市上田楽町

祭神は高皇産霊命・品陀別命・息長足姫命・玉依姫命で、大山祇命などを合祀。旧県社。当社の大永三年(一五二三)の棟札によれば「八幡宮本社」とある。創建は不詳。「府志」に「在多楽村今称八幡社祀応神天皇鎮座年記未詳謹按、神名式伊多波刀天神社、国内神名式従三位天神是也」とある。「延喜式」に「伊多波刀神社」とある。当社明細帳によると、往古味岡あじおか庄一七ヵ村の総鎮守で慶長年間(一五九六―一六一五)検地の際、五町八反の神領があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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