伊太曾神社古墳群(読み)いだきそじんじやこふんぐん

日本歴史地名大系 「伊太曾神社古墳群」の解説

伊太曾神社古墳群
いだきそじんじやこふんぐん

[現在地名]和歌山市伊太祈曾

旧熊野街道が南北に通ずる矢田やた峠南の伊太曾神社境内にある三基の円墳。二号墳・三号墳の主体部は不明。一号墳は墳丘径一六メートル、主体部は横穴式石室石室の全長五・六三メートル、玄室の長さ二・八六メートル、幅二・二メートル、高さ三・三六メートルの大型の両袖式のもので、玄室には板石を水平に二枚架し、奥壁には棚がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android