日本歴史地名大系 「伊実久村」の解説 伊実久村いしやにくむら 鹿児島県:大島郡喜界町伊実久村[現在地名]喜界町伊実久(いさねく)伊砂(いさぐ)村の北東に位置し、北西部は海に面する。水量豊かな三つの泉がある。伊砂間切のうちであるが、これは元禄五年(一六九二)からで、それ以前は志戸桶(しいー)間切に属したとされる。慶長一八年(一六一三)頃に与人を勤めた金樽の伯母である立浪樽は「志戸桶間切伊実久村」の大城久の与人の妻であったという(「金樽一流系図」奄美大島諸家系譜集)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by