伊王野村(読み)いおうのむら

日本歴史地名大系 「伊王野村」の解説

伊王野村
いおうのむら

[現在地名]那須町伊王野

蓑沢みのざわ村・下梓しもあずさ村の南にある。八溝やみぞ山塊の中部西麓にあたり、西端を南流する奈良なら川と同川支流で、南端をほぼ西流する三蔵さんぞう川に挟まれる。鎌倉時代前半に那須頼資の次男資長が分知されて当地に入り、伊王野氏を称したと伝え、文永四年(一二六七)五月の年紀のある専称せんしよう寺の阿弥陀如来および脇侍勢至菩薩像銘に「下野国北条郡那須庄伊王野郷」とある。康安二年(一三六二)四月一五日の那須資高譲状(結城小峰文書)によれば、惣領分として伊王野郷など五ヵ所が子の資直に譲渡されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む