伊藤京子(読み)いとう きょうこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤京子」の解説

伊藤京子 いとう-きょうこ

1927- 昭和後期-平成時代のソプラノ歌手。
昭和2年2月22日生まれ。原信子らに師事。昭和24年音楽コンクール1位。二期会に所属しプリマドンナとして活躍した。オペラ夕鶴」のつうは当たり役で,54年の北京公演でも絶賛された。日本歌曲にも力をそそぐ。平成元年芸術院賞,7年芸術院会員。13年ベストアルバム「MY FAVORITE SONGS」をリリース。国立音大,名古屋音大の教授をつとめた。静岡県出身。東京音楽学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android